ホーム>コラム>2009年11月

2009年11月

セミナーのお知らせ

市場環境の変化で、色々なものに「交代」が求められています。

交代させる新商品は、いったいどんなものなら良いのでしょうか?
ディスカウントだけではダメだしと、思い悩んでいませんか?

幸いな事に、交代すれば良さそうだけど何と交代すれば良いのかが
市場や消費者にまだハッキリしていないので、今は提案を受け入れてもらえる
大きなチャンスです。

新しい提案が受け入れられやすい時ですから、これからの市場を掴む
新しい商材を的確な方法で市場にアップしましょう。

そんな商品と提案の企画について、皆さんと考えようと思いセミナーを開きます。

食品、サプリメント関係の皆さんにご参加いただけると幸いです。


セミナーその1

FCN定例セミナー
「明日の商品作りのための企画開発を考える」
昨年開いたミニサロンのグレードアップ版です。
今回は、さらに突っ込んで実践的なポイントをお話します。

4回のテーマ
1月28日 「2010年はこんな商品を作ろう」
2月25日 「通販商品の作り方」
3月25日 「市場へのアンテナの建てかた」
4月22日 「新・健康志向商品とは」

場 所 神保町区民間
時 間 毎回9時30分~11時30分

受講料 20000円(4回分)

問い合わせ 食品化学新聞社 03-3238-7896
担当 芳野さん


セミナーその2

FCNセミナー
「様々な食品開発へ提案するイチオシ素材の新コンセプトと処方例」

私のテーマは
「今求められる高付加価値商品のキーワードは健康志向」で
デフレ時代だからこそ価格の通る高付加価値食品、新素材を配合した
健康志向商品の作り方と仕掛け方をお話します。

一緒に、焼津水産、新田ゼラチン、ユニチカの3社から
新素材の提案があります。

場 所 日本教育会館
日 時 2月12日(金) 13時30分~16時30分 

受講料 無料

問い合わせ 食品化学新聞社 03-3238-7896
担当 内山さん


団塊世代が健康に向かって動き始めました。今の健康を如何に維持するかが
大きなテーマですから、これまでとは健康志向食品の企画パターンが
大きく違ってきました。


是非一緒に考え、企画して、ヒット商品を作りましょう。

加工貿易のオススメ

日本には資源が少ないので、海外から原料を輸入して加工し輸出しています。
これを小学校で習った時は、なるほどそうなんだと納得でした。

それから半世紀、日本が大きな経済発展を遂げたのは、労働力を売る輸出から、
高い技術力を売る輸出に変わって来たからだと思います。

NY時代に友人から、漆の片口を買いたいと相談を受け、
東京の友人に頼んで送ってもらい届けると、大変喜んでくれました。
後日、彼のオフィスを訪ねると、片口はデスクの上で立派(?)に活躍していました。

漆の片口は、葉巻専用の灰皿になっていたのです。
注ぎ口の幅はハバナにピッタリで、漆は熱に強いので灰が落ちても大丈夫。

内側の朱色と外側の黒の色合いが、グッドデザインそのもので、
デスク上の存在感は強烈でした。
ちなみに友人は、片口が酒器であることは全く知りませんでした。

本来その目的で作られた物でなくても、必要とされる機能が備わっていれば
市場性は充分にあると言うことを、もう一度考えて見ましょう。

日本の匠と言われる技術には、充分以上に海外で役に立つものが数多くあります。
再度、この匠の技術を使って日本型加工貿易に挑戦してはどうでしょう。

1 伝統工芸
  西陣や加賀に代表される友禅と刺繍の技術で、タペストリーや
  ベッドカバーなどの超高級品を中近東へ輸出。
  元来絹製品が好きな市場で、デザインのモチーフも中近東が起源の
  意匠も多く分かってもらいやすい。
  
  木工品、漆器、陶器なども現代デザインを使用。ヨーロッパや
  中国へ輸出。

  和紙及び和紙製品、特に欧米人の名前を漢字表記して記念品に。
  提灯や箸に、漢字で名前を入れるオプションも効果的。

2 米および野菜
  カリフォリニア米の評価が高かった頃から、今も引き続き
  美味しいお米には世界中で高い人気があります。

  椎茸、生姜、大蒜などの嗜好品から、リンゴ、桃、梨、スイカ等
  糖度の高さが圧倒的な国産果物も、世界中に市場があります。
  
  食料自給率が200%になっても、余剰分は全て輸出可能。
  超高価格の米は輸出、安い米は輸入と割り切ります。

3 漢方薬原料
  環境汚染の影響で、漢方薬原料薬草の不足が深刻化しています。
  山間部などに、栽培に適した土壌も多く、日本人的には手間も掛かりにくいうえ、
  日本ならではの栽培技術が、有力な付加価値になります。

  安全性の高い国産健康食品も圧倒的な市場が海外にあります。


江戸時代、海外では金と銀の換金率は1対15、国内は1対5だったため、
オランダ、ポルトガルの商人にとって日本は大きな宝の山でした。
日本人はその事を知りませんでした。

日本の匠の技術、特に食に関する物は、江戸時代の金です。


世界水準と比較して圧倒的に高品質の国産の食品は、
市場性を再度リサーチする事で、新しい輸出産業として、地域活性にも
大きな役割を果たせます。


日本は健康の金の山ですよ!!

市場創造プロデュース

川上から川下へ商品は流れています。

農家が作ってくれた農作物、漁師の獲ってくれた魚介類、
それらは食品加工メーカーによって調理食品になり、小売業へ渡され、
その後、消費者によって購入されます。

この構造は、あらゆる商品の基本で原則です。

食品のように比較的簡単な構造もあれば、衣料品のような加工途中に
複雑なコンテンツが関与する業界もあります。
さらに石油や鉄鋼のように大きな社会インフラまでが関係するものまで、
本当に様々です。

しかし多様な条件が重なり、この数年、社会や市場に構造変化が起きています。
いろいろな新しい構造が生まれる中で、顕著なケースがいくつかあります。

中でも重要なのは、これまでの縦割り分業の時代のように、自社のポジションで
待つだけでは市場に対応できなくなり、自社の製品に係わる流れを
全てプロデュースする必要が発生した事です。

小売の現場が農業漁業の現場とコンタクトし、生産情報を入手しつつ
反対に小売情報を提供することにより、小売市場での競争に勝とうとしています。

農作物の直売所も盛んで、消費者の希望に答えるための条件が何かを
生産者が吸収しています。
自分たちで農作物を加工商品化して付加価値をアップして利益率を向上させる、
フランチャイズのファーストフードに直接納品するためスペックを設定するなど、
あらゆる業種で、市場への対応努力が見られます。

作りっぱなしで流すだけ、上から流れてくるのを待って加工するだけ、
とりあえず選べる範囲で顧客に提供するだけ。
これらの方法は、全くナンセンスになったのです。

自社の製品が市場の流れのどの部分にいようとも、係わる全ての流れを
上流から下流まで1本すじを通して把握し、全てを見据えて、
市場を創造するためにプロデュースしましょう。

エコの流れによって、車はハイブリッドから電池へ進歩して行くと思います。
一方で、電池自動車には車メーカーでなければ出来ない技術が
全パーツの20%しかありません。

近い将来、車は家電量販店で買うんですかね。

ポイントが楽しみですね!?