FCN定例セミナー 明日の商品作りのための企画開発を考える
第1回 「2010年はこんな商品を作ろう」
1 日本の市場は「衣食住」でリンク
日本人の消費行動には一つの典型的パターンがあります。
農耕民族特有のグループ意識に根差した意思決定方法は、
マーケッターには読み易いものです。
何が欲しいかすぐ判ると言う事です。
2 一昨年から昨年、そして今年への流れ
3年周期のライフスタイル完結を基本としている日本市場が良く分かる
判断材料がイロイロあります。
こうすれば、明日の方向は見えるという分析方法です。
ホームページの「明日は見える」をご覧下さい。
3 新しいタイプの健康志向
健康の価値観が変わりました。健康と言うコンテンツが提供するのは、
健康な老後と美しい老後です。
10年の健康投資に躊躇しない思考ロジックが市場に生まれました。
4 団塊世代は60歳ではない!?
「え!? 僕って60歳でしたっけ??」と言える
気持ちの若い、元気な団塊世代がこれからの最大顧客です。
5 安全な食品と健康商品の間に大きな市場が顕在化
安全と安心は食品の基本ですが、それにポイントを置いていた人たちは
次を目指しています。
毎日続ける健康食品やサプリメントが習慣化した人たちも次を目指しています。
双方が向かう大きな市場が見えてきました。
食品型で継続性の高いサプリメントフードが必要です。
さらに、住宅もアパレルも目指すところは健康です。
6 新開発か?それとも新プロモーションか?
正しい方法は、新しいお客を見つける事に尽きます。
買い換えてもらう、再度想い出してもらうのではなく、
初めての人に初めての経験を提供する事が必要です。
その為にも、テレビのパブリシティー効果を大いに利用する必要があります。
番組のコンテンツやニュースネタに、すすんでで情報提供をしましょう。
テレビを利用してヒット商品作りをする。
今年は、これが重要です。
次回2月25日は「通販用商品の作り方」をテーマに、ヒット商品の起爆剤的通販商品の作り方と
通信販売の多目的利用の方法をお話します。